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“HOW TO SURF” Vol.2 海・気象の知識 2

21.05.2009

海・気象の知識 Vol.2

1. 波高・波長: 波の高さと、波の長さ

サーフィンにおける波の大きさは日本国内ではヒザ、胸、オーバーヘッドなどの体の部位で表されることが多いです。この波の大きさとは、ブレイクの大きさで、砕けている波の底からトップまでの大きさとなります。なお、例えば頭サイズの波とは、海外では3フィートのようにフィートなどで表されます。
ただし、沿岸で砕ける波と沖合の波とでは異なります。沖合のウネリは、波打ってはいるものの、サーフィンをする波のように砕けることはありません。波の凸凹が繰り返し過ぎていきます。この凸凹のトップの部分の距離が波長となります。風波はこの波長が短くて、しっかりとしたウネリになるほど波長は長くなります。

2. 波向: 波の進み方

波向とは、読んで字のごとく「波」の「向」きです。よく東ウネリ・南ウネリなどといいますが、東ウネリとは東から西に向かって進むウネリで、南ウネリとは南から北に向かって進むウネリとなります。東ウネリとは東から来るウネリ、南ウネリとは南から来るウネリと理解しておけば良いと思います。例えば南向きの湘南などでは、当然ながら北ウネリが反応することはありません。
ただし、注意しておく点があります。ウネリとは実際に海水が動くものではなく、「エネルギー」のみが伝わります。このエネルギーは真っすぐのみ進むのではなく、扇形に広がっていく性質があります。ですので、南向きで房総・伊豆半島に挟まれた湘南でも真東からのウネリが徐々に横に広がって南東ウネリとして入るようなことがあります。

3. 風: 波を起こすのは風のみ

波を起こすのは風と説明しました。では風を起こすものは何でしょうか。それは、「気圧差」です。まず、「気圧差」の前に「気圧」を説明します。
地球は空気に覆われています。普段の生活では感じることができませんが、この空気にも「重さ」はあります。我々が生活している地表から上空10km以上にまで空気の層があります。空気の重さは軽いものですが、10km(=10000m=1000000cm)以上の厚みのある空気には十分な重さがあります。この空気の重さが「気圧」です。
さて、この「気圧」ですが、一様に同じ強さではありません。さまざまな理由により、地表のかかる空気の重さが大きい所もあれば小さい所もあります。この空気の重さが大きい所が「高気圧」、小さい所が「低気圧」となります。
「高気圧」は上空からかかる空気の重さによる力は強く、「低気圧」は弱くなり、力の強い所から弱い所に向かって空気が流れていきます。この空気の流れが「風」というわけです。

情報提供:波伝説
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