Vol.1 海・気象の知識 1
1. 波とは: 津波や潮の満ち引きも波のうち
波はどこでできるのか、波はどうやってできるのか、波はどこから来るのか。まず、その前に「波」についての整理から。
波とは海面に生ずる大小さまざまな乱れのことですが、波にもいろいろな種類があります。地震によっておきる「津波」も波の一種です。さらに、太陽・月によっておきる「潮の満ち引き」(潮汐波)も波の一種です。ただし、一般的に「波」と呼ばれるのは風によっておきた波で、サーフィンをする波も風でおきた波となります。
津波による波でサーフィンをすることはできないので、津波警報・注意報が出ている時は海には近づかないようにしましょう。![]()
2. 風波: 波が起きる仕組み
サーフィンをする波は風でできた波ですが、風によって波が立つのは何となく分かるのではないでしょうか。綺麗な水面に向かって息を吹きかけると、さざ波が立ちますが、これが地球レベルでおきています。低気圧などによって海上で風が吹くと波が立ちます。これが風波です。ただし、ちょっと風が吹いた程度では波は大きくなりません。波が大きくなるには以下の三つの条件があります。
1. 風が強く吹くこと
2. 風が長い時間吹き続くこと
3. 風の吹き続ける距離が長いこと![]()
3. ウネリ: 風波が落ち着いたものがウネリ
風が吹くと「風波」ができますが、この「風波」はサーフィンにあまり適していません。「風波」は強風によってできており、大きさこそありますが、グチャグチャで形は悪くて荒れた状態です。
ではサーフィンに適した波とはいったい何かというと、「ウネリ」になります。「ウネリ」とは、強風によってできたまとまりのない「風波」が、風の弱い所に進むか、風が弱まることによってまとまったものです。風波がギザギザにとがってまとまりのないのに対し、ウネリは綺麗に波打ってまさにうねっています。風波は次第に落ち着いてウネリへと変わり、ウネリは長い距離を旅します。
ハワイの南側・サウスショアで割れている波は、南極付近の暴風によって発生した風波が落ち着いてウネリとなり、赤道を越えてやってきているのです。













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